メニエール病

メニエール病とは自分や周りの景色が激しく回っているような感覚に陥るめまいや、音のなるものは何一つないにもかかわらず何かしらの音が聞こえる耳鳴り、音が聞こえにくくなる難聴等が同時に起こる、耳の病気です。 フランスの耳鼻科医であるメニエールが、1861年にめまいの原因が脳ではなく耳にあった事を発表した事からその名が付きました。

厚生労働省の資料によると、メニエール病患者の数は4.5万から6万ではないかと推測されており、まだまだ少ないですが今後の増加が懸念されます。 原因はリンパ液水腫と考えられており、内耳という、耳の奥の方にある場所に、蝸牛という渦を巻いているような形の聴覚器官があるのですが、その中に入っているリンパ液の量が限度を超えて増える、つまり水腫になると、蝸牛やその隣にある平衡器官の前庭の細胞に影響し病が起きるようです。

リンパ液水腫が起こる原因は明確には分かっていません。一説では過度なストレスが原因ではないかとされています。環境の変化、睡眠不足等、ストレスが蓄積されるような状況下でメニエール病が起こるケースが多いためです。 現在、メニエール病は国に特定疾患の対象とされるほど治すのが困難な病気で、通常の治療方法は投薬ですが、症状が重い時には前庭の三半規管摘出等の手術を施します。 投薬をしても改善する気配は見られないが、手術には抵抗があるという場合、プラセンタによる治療があります。

症状が重い患者が、プラセンタの注射投与を1年ほど続けたところ、めまいがなくなった実例があるので、プラセンタはメニエール病に有効といえます。 ただ、プラセンタによる治療効果は人それぞれなので、その点を考慮してプラセンタを利用して下さい。